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要介護の入口!? 口腔機能低下症とは

歯のイラスト あけましておめでとうございます。
お正月に飾る鏡餅には「年神様」の力が宿っているので、
鏡開きのあとには割れたお餅を食べることに意義があるそうです。

そんなお餅ですが、喉に詰まらせてしまう事故も多くなりますので、皆さんも十分ご注意ください。

実は、こうした窒息事故には加齢によるお口の機能低下と
密接な関係があります。

お口の機能は低下する

食事を喉に詰まらせてしまう原因のひとつがお口の機能が低下する、「口腔機能低下症」です。

口腔機能低下症とは
・食べものを噛む
・飲み込む
・話す
といった、お口の機能が働きにくくなっている状態のこと。

実は、50代では約半数が、70代では80%以上の方が何らかのお口の機能が低下している、
という研究結果もあります。

お口の機能が低下している割合

お口の機能低下を放っておくと、「飲み込みにくい」 が 「飲み込めない」 に、
「噛みにくい」が 「噛めない」 という状態に 変わり、症状はさらに悪化してしまいます。

要介護のリスクが高まる!?

問題は「食べにくさ」だけに留まりません。

飲み込む・噛む機能が低下していくと柔らかい食べもの中心の食事に偏っていきます。

柔らかい食べものに偏りがち

すると、噛む力や回数が減るのでお口から伝わる脳への刺激が少なくなってしまいます。

さらにお口の機能が低下すると、発音や容姿、表情が損なわれるため引きこもりがちになり、
「人と会う機会」が減ってしまいます。

その結果、運動機能と知的な活動が減るため、要介護になるリスクが高まってしまいます。

早めに対応すれば健康に戻れる!

一度要介護になってしまうと健康な状態に戻ることはできません。

しかし、お口の機能が低下しただけの段階なら適切に対処することで症状を改善させることができます。

お口の機能が低下しているかどうかは健康保険を利用して歯科医院で検査をすることができます。

初期段階では気づかない方がほとんどです。
早めの治療で認知症を予防するためにも詳しい検査を受けていただくことをおすすめします。

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