インプラント

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93.多岐にわたるインプラント需要

これまで矯正の際には、他の歯を使って歯を動かしていましたが、インプラントが全く動かないということを利用して、それを固定源にしようという考え方も出ています。インプラントは歯科から始まった考え方ですが、現在では、他の診療科目にも広がりつつあります。整形外科や一般外科に広がり、股関節の治療や、人工の義眼も、人工義耳を装着する時の装置として使われるようになって来ています。さらに、インプラントから派生して、骨の回復法も最近注目を浴びています。インプラントを埋めるために必要な骨を、人工的に作り出そうと発想されたものです。このほかに最近では、それをさらに発展させて、神経を回復させようという方法なども考えられています。歯科を起源とするインプラントは、創造的な治療法として、無限にその可能性を広げようとしています。メソポタミアやインカ時代に起源があるとされ、近代から現代にかけて確立されてきたインプラント。さまざまな試行錯誤を経て、ただ単純に歯科の治療にとどまらず、からだ全体の健康増進に役立つという意味からも、インプラントが今日、果たすべき役割は大きくなってきています。

»94.今も昔も変わらないインプラントへの願い

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