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インプラントについて

38.インプラントのルーツ

インプラントの歴史をたどると、メソポタミア文明やインカの遺跡から、インプラントの痕跡が発見されているそうです。メソポタミアと言えば、紀元前3500年頃に生まれた人類最古の文明です。その遺跡から、人骨の顎(あご)の部分に黒耀石(こくようせき)やヒスイは埋め込まれていたのが、発見されています。これが本当に歯の代わりとして埋め込まれていたのか、それとも何らかの儀式として使われていたのか、その辺りは定かではありませんが、インプラントと考えても不自然ではない、歯の加工は行われていたと見られています。当時から虫歯や歯のトラブルがあり、歯を失くした人(おそらく権力者と見られます)が、代用品を求めて、あれこれ模索したのだと考えられています。そして、硬い石を歯の代わりにしようと、インプラントの原型を、このときに考えたと言う見方も十分にできます。また、紀元前600年頃のマヤ文明の時代に、貝殻が歯の代わりとして埋め込まれていたのが、見つかっています。このあたりになると、インプラントが治療として行われていたことが、よりはっきりとしてきます。インプラントのルーツをたどっていくと、案外古い時代から行われていたことがわかってきます。

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