インプラント

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31.インプラントの効果 その3 口元の美しさ

「明眸皓歯(めいぼうこうし)」という言葉があるように、口もとは「美しさ」や「若さ」のポイントになっています。インプラントの上部構造の人工歯も、日進月歩の技術のおかげで、今ではすっかり天然の歯と変わらないようになってきました。少し見ただけでは天然の歯とインプラントによる歯とは区別が付きません。また、歯が抜けてしまって、やせ細ってしまった歯茎(はぐき)や骨を、もとにあったように戻す方法(組織誘導再生療法)も出てきて、今までは入れ歯にしかできなかった方にも、インプラントによる治療ができる可能性が高まってきました。口もとのシワがあるために老けて見えてしまうということがあります。インプラントには、咬み合わせが良くなり、しっかりと物を咬むことができるので、口もとの筋肉が発達します。鼻唇溝(びしんこう)や唇のたてじわが目立たなくなるのです。機能面だけではなく、外観上でも自然の歯に近い状態が回復すると、精神面にも大きな効果が出ます。女性の場合、それが特に顕著です。インプラントをすることによって、口もとの若さを取り戻すと、表情が明るくなり、服装や化粧も若々しくなり、生き生きと華やいでくる人も出てきます。大きな入れ歯をしていた人の場合、治療前に比べて、治療後は5~10歳若返るとも言われています。インプラントによって、人生が変わると言っても過言ではないでしょう。

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