インプラント

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14.口腔内金属アレルギー

患者さんがインプラントに対して、気にしていることの一つとして、顎(あご)の骨に穴を開けてそこに金属を埋め込んでも、体に悪影響が出ないかということがあげられます。口の中の金属については、大きな問題をはらんでいます。身に付けるアクセサリー・ピアスや化粧品などが原因で金属アレルギーをおこすことがありますが、これは歯に詰める金属などでも発症する可能性があるようです。また、金属イオンが唾液タンパクと結合してアレルギー反応を引き起こし、口腔内の異種金属の接触により発生するガルバニ電流は自律神経の乱れを生じさせるという説もあります。アマルガムがお口に入っている人は特に気をつけなければなりません。アマルガムの中の約50%が水銀です。水銀をお口の中に入れていては良いわけがありません。いずれにしても、身に付ける金属に気を付ける、それは口腔内でも例外ではありません。金属は薄くて大丈夫、保険が利くという長所がある反面、金属アレルギーを持つ人は注意すべきでしょう。金属を使わないのが、ベストなのは言うまでもありませんが、インプラントにおいては、物性からチタンに勝る素材はありません。チタンは大気中では酸化膜を作るため、イオンが溶出しません。なので、安全性が高くアレルギーのリスクは極めて低いのです。インプラントについては、チタンを使用しているので、金属アレルギーに対する不安は、解消されるでしょう。

»15.アンチエイジングの効果も

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